2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

U-1000m: ひさし屋根/洞穴etc

今まで見てきたのは一辺が2〜3kmほどの巨大人工物だった。このサイズはまだまだ多くあるのだが、今回は1km以内のものも紹介しておこう。 右上の補正画像で見ると白い三角形の板のようなものがある。下は立体的に加工した図。ひさしのような感じだ。その一辺…

Evidence-5: 円い窪み

フォトショップでの補正画像。このあたりも人工物らしきものが多く見つかっている。 黒い円い部分はクレーターでなく浅いくぼみのようなもの。その直径は約800m。そこに細長いものが乗っかっている。こういう地形は自然のものであまり見た記憶がない。クレ…

FAQ: 想定問答集(其ノ一)

Q:人工物というならなぜ地面と同じ赤い色をしているのか? おそらくマグヘマイト(磁赤鉄鉱)と呼ばれる塵が一面に張り付いているからでしょう。その原因は砂嵐。火星では何十年かに一度は数ヶ月間全土を跨ぐような大砂嵐が起きています。例えば1971年、米…

Evidence-4: 曲線と直線

ここもまた人工物が密集している場所。とりあえず三ヶ所に矢印をつけた。個別に補正して見ていこう。 曲線を多用した美しい建造物。右側にくっきり四角いくぼみがある。 その北側に今度は、直線で象られたヒト型の(円内)地形がある。曲線と直線地形が近接…

Geographic Explanation

まず三点ほど人工建造物らしきものを見てもらったが、一度このあたりの地形的説明をしてみたい。 今まで紹介してきた人工的地形があるエリアは、このマップでは長方形の場所である。このあたりは Simud Vallis−シムド谷と呼ばれている(厳密にはもっと細分化…

Evidence-3: 倒れたピン

まるで巨大なボウリングのピンが倒れているかのよう。 グーグル俯瞰図に補正を追加。土砂が構造物を円く囲んでいる。かつてこの地に水が大量に流れた痕跡だろうか?。

Evidence-2: ガラスアーチ

■矢印部分は半円状のアーチのようだ。ガラスをはめ込んでいるようにも見える(そんなあほな!)。真上からの撮影ということを考えると、この全体の地形は傾いているようだ。 ■上はESA画像。大きさを表す [2Km] の指標をつけた。 ■下は[Google Earth]の火星画…

Evidence-1: シムド谷の顔

前述ESA画像 [Valles Marineris Region] から一部切り取ったもの。画像は真上から撮られて、赤く見えるのは地表の酸化鉄が原因である。大きさを表す為 [2km] の指標、北を示すマークをこちらで付けている。中央に異様な地形が… ■左上が顔型地形。 ■右がそれ…

Caption

この画像は「Google Mars」のマップ。上が北になる。左下の大きなセピア色が有名なマリネリス峡谷だ。そして右上に白い矢印で示した部分をESAの衛星が撮影した。それが下の画像。 ちなみにESA(欧州宇宙機関)とは、ヨーロッパ各国が共同で設立した宇宙開発…

Introduction

現在火星には数多くの探査機が集結し、上空と地上から精密な画像を撮影していて、その成果は公式サイトで見ることができる。宇宙人の存在を探るならこれを検証しない手は無い。驚くべきことにESA(欧州宇宙機関)画像の場合、怪しげな地形が写った画像が多々…