2010-01-01から1年間の記事一覧

ウィキリークス未公開UFO文書?

■ WikiLeaks Set To Reveal US-UFO War In Southern Ocean ロシア宇宙軍(VKS)スペースコントロール45分隊によるメドヴェージェフ大統領宛てのレポートは現在クレムリン内で波紋をよんでいる。それは公開直前のウィキリークス文書という触れ込みで、その中…

2010年における最終的な推理 -5-

このブログのメインの内容はおよそこういうものである。 ●火星のシムド谷には人工物が多く存在している。 ●34〜38億年前にこの地帯を襲った大洪水で崩壊した形跡があることから、人工物はそれ以前に建設されたものと思われる。 ●一見岩に見えるがそれは長期…

2010年における最終的な推理 -4-

火星の環境が崩壊すると異星人は火星から脱出した。それから彼らはどう行動したのだろう?。私の考えではこの時に地球を訪れたのかもしれない。当時の地球は火星と同じく二酸化炭素の大気があり、磁場も発生し始めていた(約36億年前)からである。丁度良い…

2010年における最終的な推理 -3-

約41億年前、今のユートピア平原(広範囲なクレーター跡)を作った天体衝突があった。それは火星の磁場を停止させたと最新の研究は指摘する。 「火星の磁場消滅、原因は巨大な小惑星」 National Geographic News http://www.nationalgeographic.co.jp/news/n…

2010年における最終的な推理 -2-

火星の初期の6億年が、広大な海が存在する温暖で湿潤な環境であったことは先に述べた。 この「6億年」は2008年頃から多くの学者が一斉に言い始めたこと。概ね彼らは地質学者であった。火星探査機から送られる最新のデータを分析して数年、満を持して発表した…

2010年における最終的な推理 -1-

シムド谷には人工物遺跡のようなものが存在する。それはかなり古く見えて一部崩壊している。長期間火星の過酷な環境にさらされたであろう外観は、一見全長2〜3kmの巨岩に見える。しかし他の地域の岩とは明らかに異質な感じがするのだ。■シムド大洪水(右側が…

二つの動く石

■一個目「変形する石」 場所は「ホーム・プレート」のすぐ近く。スピリットが同じ石を別々の日に撮影したものである。Aの画像内、矢印で示した異常な形状も面白いが、右ではその形が違っているし、本体の石も割れていない。撮影角度とかレンズの好不調が原因…

ついに発見、炭酸塩

2010年6月3日付プレス・リリース NASA Rovers Finds Clue to Mars' Past and Environment for Life (火星の太古と生命が生息する環境への手がかりを発見) http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/spirit/20100603a.html NASAのスピリットが「ハズバ…

これはどうだろうか?

■パズルロック この二つの石も奇妙な形をしている。右側は「パズルロック」と海外のマニア達に呼ばれている。 http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/n/732/2N191352043EFFANBZP0715R0M1.HTML ■石の物陰から光る目 RAW画像で確認した処、左右3セット…

さてこの石は生物だろうか?

スピリットが撮影した写真の中には、まるで生物のように見える石がある。 http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/panoramas/spirit/2005.html 1)[ Descent from the Summit of 'Husband Hill' ] 画像。 2)スピリット撮影の石。矢印部分が頭やお尻のよう…

スピリット

スピリットが着陸したグセフ・クレーター。ここは30億年以上前に、マーディム峡谷を通って南半球の高地から水が流れ込み、一時的に湖が存在したのではないかと考えられている場所だ。 ハズバンド・ヒルは周囲から測って約82m、着陸点からは106mほど高くなっ…

オポチュニティー

オポチュニティー(以降オポと表記)は、メリディアニ平原に着陸した。ここは過去の時期に液体の水が存在したことを示唆する赤鉄鉱が豊富に分布して、かつて湖底か海辺であったことを思わせる物質の堆積層が見られる。 この砂漠のような砂が赤鉄鉱成分なのだ…

ROVER

ご存知のように2004年1月、NASAの二台の探査車(ローバー)が相次いで火星に降り立った。グセフクレーターに「スピリット」、メリディアニ平原に「オポチュニティー」である。二台は今現在も地表を動きながら岩石を分析し写真を取り続けている。これによっ…

二酸化炭素の氷(ドライアイス)

ESAとNASAが北半球の同じクレーターを撮影している。しかも季節が違うので二酸化炭素の氷(ドライアイス)の量が大きく変化している。比較して「二酸化炭素の氷」と「H2Oの氷」について説明しよう。■2005年2月撮影(マーズ・エクスプレス/ESA) http://www.ge…

火星のテラフォーミング

先日ナショナル ジオグラフィックチャンネルで「火星に住む」という番組を見た。 火星の極冠を暖め二酸化炭素の大気層と海を作り出し、更に植林して人間が住める環境にする How to テラフォーミングの面白い番組だった。しかし番組の最後の方で「数百年経て…

火星の二酸化炭素

前回紹介した本『 火星の生命と大地46億年 』だけでなく、昨夜見たナショナル・ジオグラフィックのTV番組でも地質学者が火星についてこう説明していた。 「火星初期は今の地球とよく似た環境で温暖湿潤だったが、小さい惑星なので、すぐに冷えて乾燥してい…

火星研究最前線

面白い本を見つけた。火星にかつて「多細胞大型生物が存在した」と言い切っている本は、おそらくこれが初めてと思う。 「火星の生命と大地46億年」講談社 2008年発行 丸山茂徳/ビックベーカー/ジェームス・ドーム著 ベーカーは1988年アメリカ地質学会会長で…

雑感 2

まあそんなわけでずっと夜更かしが続いている。また火星だけではなくエイリアン情報を探し出すのも楽しい。有名なホーグランド氏のサイトなんかぶっ飛んだ怪説ばかりで読んでて圧倒される。でもまあ明らかな嘘もあるけど。 『 The Enterprise Mission 』 htt…

日々の雑感

この五年ほぼ毎夜のように火星関連のサイトを廻っているのだが、火星に関する情報が最近特に増加している。NASAやESA、科学系ニュース・サイトだけではなく、素人のサイトやブログが火星のことをフォローし始めているのだ。僕もその一人である。今までよくわ…

まとめ 2: 自然地形の類似性

火星の北極近くに、風化で形成されたと思われる自然地形が多く存在する。前述した地球の観光地のように同じ形が連続している。この一個の全長は約300m。 http://ida.wr.usgs.gov/html/r20005/r2000566.html 南極近くには様相が少し違った黒いシミのような場…

まとめ

さてこれでシムド谷は一旦終了。最初から見てこられた方は火星のシムド谷に、全長2〜3kmもの巨大で、奇妙な形の地形が数多く存在していると判ってもらえただろうか?。僕は三つの理由からこれ等を太古の昔に崩壊した人工物と判断した。まとめとしてその理由…

HiWish にごめんなさい

HiWishにリクエストするのは実は少し心が痛む。それは嘘をついているから。投稿フォームには必須記入項目に「サイエンス・テーマ」と「(ターゲット地を選んだ)その論理的根拠」の二つの欄がある。 「テーマ」は選択肢18個の中から選べるので「Fluvial Proc…

HiWish リクエスト 2

前回、NASAのHiWish(撮影地点を一般の人から募集して、可能であればHIRISEカメラで撮影するという試み)にリクエストを出したのだが、もう一点追加してきた。現在全世界から4万件以上のリクエストが来ているので、採用される可能性は極めて小さいけどね。 L…

HiWish にリクエスト

JAXAの「月探査情報ステーションブログ」にこんな記事が出ていた。 ■「10/01/24: マーズ・リコネサンス・オービターのカメラで一般人が撮影場所を提案することが可能に」 http://moon.jaxa.jp/ja/blog/index.php?itemid=199 火星上で約4年にわたって動き続け…

反射光についての考察

火星画像を調べていると、怪しい地形であればあるほど太陽光が異常なほど強く反射しているケースが多々ある。米国の有名な惑星研究家ホーグランド氏もシドニア人面岩の反射光について、同様の疑問を書いていたような。 今回はこの反射光について少し書いてみ…

Evidence-13: 派手に反射する部分

何故か盛大に光っている(反射している)地形がある。この光りかたはちょっと怪しい気がする。何かを隠す為の修正? 補正してみた。多方向から爆流に襲いかかられ、水がひくとこのように土砂に囲まれた形になるのかもしれない。 グーグル俯瞰図。(岩を三角…

Evidence-12: 白い部分

ESA画像から切り取ったもの。中央の地形の白い部分は、光の反射だと思うが、反射の原因は氷(H2O or CO2) か岩質の特性か?。このような複雑な地形だと、真上から撮影(オーバーヘッド)した画像一枚だけでは、その造形が判り辛い。■ Overhead フォトショッ…

雑談

これまで紹介してきた奇妙な地形の場所を画像を使って示してみた。丸数字は[Evidence] ナンバーを表し、★印は [U-1000m] で紹介した三地点である。 この画像は、仏独を中心としたESA(欧州宇宙機関)の探査衛星が撮影したもので、シムド谷の一部 50Km×250km …

Evidence-11: ギザギザ

下側の三角岩。中央に穴が開いているような。 上側にギザギザの切れ込みがある。超高解像度を誇るMROが撮影してくれないものか。 グーグル俯瞰図。補正済。

Evidence-10: クレーター横の施設

矢印の物体から細いチューブが何本か出ていて、それは前方の二つの円形に繋がっているようだ。 グーグル俯瞰図