反射光についての考察

火星画像を調べていると、怪しい地形であればあるほど太陽光が異常なほど強く反射しているケースが多々ある。米国の有名な惑星研究家ホーグランド氏もシドニア人面岩の反射光について、同様の疑問を書いていたような。 今回はこの反射光について少し書いてみ…

Evidence-13: 派手に反射する部分

何故か盛大に光っている(反射している)地形がある。この光りかたはちょっと怪しい気がする。何かを隠す為の修正? 補正してみた。多方向から爆流に襲いかかられ、水がひくとこのように土砂に囲まれた形になるのかもしれない。 グーグル俯瞰図。(岩を三角…

Evidence-12: 白い部分

ESA画像から切り取ったもの。中央の地形の白い部分は、光の反射だと思うが、反射の原因は氷(H2O or CO2) か岩質の特性か?。このような複雑な地形だと、真上から撮影(オーバーヘッド)した画像一枚だけでは、その造形が判り辛い。■ Overhead フォトショッ…

雑談

これまで紹介してきた奇妙な地形の場所を画像を使って示してみた。丸数字は[Evidence] ナンバーを表し、★印は [U-1000m] で紹介した三地点である。 この画像は、仏独を中心としたESA(欧州宇宙機関)の探査衛星が撮影したもので、シムド谷の一部 50Km×250km …

Evidence-11: ギザギザ

下側の三角岩。中央に穴が開いているような。 上側にギザギザの切れ込みがある。超高解像度を誇るMROが撮影してくれないものか。 グーグル俯瞰図。補正済。

Evidence-10: クレーター横の施設

矢印の物体から細いチューブが何本か出ていて、それは前方の二つの円形に繋がっているようだ。 グーグル俯瞰図

Evidence-9: 崩壊

フォトショップ補正図。Aの部分に人工的な匂いが残っていそう。全体の形が元はどうあったか予想するのも困難だが、これもまた大昔の大洪水で崩壊したものだろう。それと少し気になるのが、この画像で言えば、右上端部分から中央にかけて斜めに何かが流されて…

NEWS: 塗り替えられる常識

最近、火星の環境について驚くべき発表が続いている。従来までの常識は次から次へと塗り替えられ、最終的に火星がどのような姿を見せるのか予想がつかない。 「わずか数千年前、火星はもっと湿気を含んだ天体だった」 米航空宇宙局(NASA) /2009年9月24日(米…

謎の地形

このような地形があるが、どういう形なのか考えれば考えるほど判らなくなってしまう。下にグーグルの俯瞰図を二点、参考に。 俯瞰図にしても、頭の中で立体モデルに出来ない。

Evidence-8: 三叉路

フォトショップでの補正画像。全体がかなり複雑な地形。そこに巨大なY字形が横たわっている。 http://themis-data.asu.edu/planetview/inst/hrsc#/planetview/results?instrument=hrsc&minlongitude=323&maxlongitude=324&minlatitude=5&maxlatitude=6 ESAの…

Evidence-7: パイプ&チューブ

矢印の所に何か変なものが… 中の矢印は曲がりくねったパイプ状のようで、右は滑り台?。全然わからないw 同場所を撮影したNASAオデッセイ画像があった。補正を加えた後、拡大した。左上部の辺りに特に人工的なものを感じる。 グーグル俯瞰図。

Evidence-6: トリオ

切り取りしたESA画像とそれを補正した画像。三つとも奇妙な地形だが、特に上の地形が複雑で面白い。右下の地形は滑らかな曲線が気になる。 右はNASAマーズ・オデッセイ画像。解像度が悪いが今のところこれしか比較画像がない。ESA以上の高解像が撮れるはずの…

U-1000m: ひさし屋根/洞穴etc

今まで見てきたのは一辺が2〜3kmほどの巨大人工物だった。このサイズはまだまだ多くあるのだが、今回は1km以内のものも紹介しておこう。 右上の補正画像で見ると白い三角形の板のようなものがある。下は立体的に加工した図。ひさしのような感じだ。その一辺…

Evidence-5: 円い窪み

フォトショップでの補正画像。このあたりも人工物らしきものが多く見つかっている。 黒い円い部分はクレーターでなく浅いくぼみのようなもの。その直径は約800m。そこに細長いものが乗っかっている。こういう地形は自然のものであまり見た記憶がない。クレ…

FAQ: 想定問答集(其ノ一)

Q:人工物というならなぜ地面と同じ赤い色をしているのか? おそらくマグヘマイト(磁赤鉄鉱)と呼ばれる塵が一面に張り付いているからでしょう。その原因は砂嵐。火星では何十年かに一度は数ヶ月間全土を跨ぐような大砂嵐が起きています。例えば1971年、米…

Evidence-4: 曲線と直線

ここもまた人工物が密集している場所。とりあえず三ヶ所に矢印をつけた。個別に補正して見ていこう。 曲線を多用した美しい建造物。右側にくっきり四角いくぼみがある。 その北側に今度は、直線で象られたヒト型の(円内)地形がある。曲線と直線地形が近接…

Geographic Explanation

まず三点ほど人工建造物らしきものを見てもらったが、一度このあたりの地形的説明をしてみたい。 今まで紹介してきた人工的地形があるエリアは、このマップでは長方形の場所である。このあたりは Simud Vallis−シムド谷と呼ばれている(厳密にはもっと細分化…

Evidence-3: 倒れたピン

まるで巨大なボウリングのピンが倒れているかのよう。 グーグル俯瞰図に補正を追加。土砂が構造物を円く囲んでいる。かつてこの地に水が大量に流れた痕跡だろうか?。

Evidence-2: ガラスアーチ

■矢印部分は半円状のアーチのようだ。ガラスをはめ込んでいるようにも見える(そんなあほな!)。真上からの撮影ということを考えると、この全体の地形は傾いているようだ。 ■上はESA画像。大きさを表す [2Km] の指標をつけた。 ■下は[Google Earth]の火星画…

Evidence-1: シムド谷の顔

前述ESA画像 [Valles Marineris Region] から一部切り取ったもの。画像は真上から撮られて、赤く見えるのは地表の酸化鉄が原因である。大きさを表す為 [2km] の指標、北を示すマークをこちらで付けている。中央に異様な地形が… ■左上が顔型地形。 ■右がそれ…

Caption

この画像は「Google Mars」のマップ。上が北になる。左下の大きなセピア色が有名なマリネリス峡谷だ。そして右上に白い矢印で示した部分をESAの衛星が撮影した。それが下の画像。 ちなみにESA(欧州宇宙機関)とは、ヨーロッパ各国が共同で設立した宇宙開発…

Introduction

現在火星には数多くの探査機が集結し、上空と地上から精密な画像を撮影していて、その成果は公式サイトで見ることができる。宇宙人の存在を探るならこれを検証しない手は無い。驚くべきことにESA(欧州宇宙機関)画像の場合、怪しげな地形が写った画像が多々…